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お取り寄せ連載企画 おやつの時間 「第29回 もりもと 北海道どら焼きヌーボー」

せせなおこ

こんにちは、和菓子コーディネーターのせせなおこです。この連載では、何げない毎日がちょっといい日になるような、そんなおやつを紹介します。

今回選んだのは、この季節に絶対に紹介したかったお菓子。北海道「もりもと」の「北海道どら焼きヌーボー」です。ワインのボージョレ・ヌーボーは聞いたことがあるけれど、どら焼き……? と思った方も多いはず。私も初めて出会った時頭に「?」が浮かびました。

3年前、北海道に行ったとき、「ご予約承ります!」とかかれた旗の隣に見つけた「どら焼きヌーボー」の文字。和菓子アンテナがビビッと反応したのを覚えています。その言葉に吸い寄せられるようにお店に入ると、店員さんがどら焼きヌーボーについて説明してくれました。

どら焼きヌーボーは今年の収穫したての小豆で作られたどら焼き。小豆の収穫は10月中旬ごろ。なるほど、その小豆を使ったまさに旬を食べられるどら焼きなのか! ととっても大興奮した私は早速その場で予約して帰りました。

パッケージには北海道の空とあずき畑が映し出されていて、期待値が高まります。

どら焼きヌーボーのはじまりは18年前。「穫れたて新小豆のおいしさを届けたい」という想いからどら焼きヌーボーは誕生しました。

新小豆のおいしさを引き出すために熟練の和菓子職人がつくる自家製あんは幾度も試作を重ね、北海道どら焼きヌーボーのための最高のあんに仕上がっています。ふっかふかの生地とあわせれば、今だけしか味わうことができない、最高のどら焼きの完成です! このふかふか感、伝わりますか……!!!

小豆は北海道十勝の小豆農家・辻野さんのものが使用されています。十勝の冷涼な気候と広大な大地で愛情をたっぷり浴びて育った新小豆は、みずみずしく、この時期にしか味わうことができない特別なあんこ! とろっと柔らかく炊き上げてあり、小豆のおいしさを思う存分堪能できます。

今年の販売は11月中旬までと、のこりあとわずか…! 1年に1度だけ、今だけの旬のどら焼き。味わいたい方あなたはお早めにお買い求めください!

文:せせなおこ