1.東横線白楽駅チカ、気になる和菓子店へ
神奈川大学最寄り駅の東急東横線「白楽」駅から学生で賑わう六角橋商店街を進んだ先に「お茶の子 まめ」はあります。
駅から約10分歩いたバス通りにある白い建物に大きな看板の掛かった「お茶の子 まめ」を車道から見て気になっている人もいるでしょう。
入口のガラスの引き戸を開けると、店内は畳敷の小上がりのある和空間が広がっています。古民家の趣きの店内には、鉄瓶や、旧式のレジなどレトロな雑貨が置かれ、昭和の雰囲気が漂い、昔懐かしい気持ちになります。
「お茶の子 まめ」という店名は、店主の山口さんが、和菓子屋さんを始めようと思った時、小豆を使ったものを提供したいという想いから生まれたそうで、店舗は、お一人で、切り盛りされています。
山口さんとお話していると、彼女のほっこりとしたお人柄が、温もりのある、可愛らしいお店によく表れているのが伝わってきます。
2.毎朝、販売する分のみ作るどら焼き
あんこが大好きな山口さんが主に作っているのは、どら焼きです。
美味しいうちに食べて欲しいという想いから、その日販売する分のみ、一日50個作るどら焼きは、毎朝店内で皮を焼いて作っています。湘南小麦を加えて焼いた皮は、分厚く、ふっくらしているのが、手に取るとよくわかります。
中のあんこは、2日前から作り始め、煮た小豆を一晩蜜につけて使っています。カットすると、粒が残っているのがわかりますね。
サイズは、女性の手のひらより少し小さいくらいでしょうか。
今朝作ったばかりのどら焼きを試食すると、皮はふんわりなめらかで、少し弾力があります。とろりとしたあんこは、粒の皮がアクセントとなり、ほどよく甘く、しつこさはありません。
賞味期限は2日間で、翌日には皮と餡がさらに馴染みしっとりとしたどら焼きを楽しめるそうです。店内にイートインスペースがあり、鉄瓶で沸かしたお茶と一緒にいただけます。
おばあちゃんの家に遊びに行ったような懐かしい空間で味わう、素朴などら焼きは、心をほっこりと暖かくしてくれます。
3.店主の”好き”という想いから生まれたコジコジとのコラボ
好きが高じて、プロダクションに正式な許可を得て生まれたコジコジの和三盆糖は、コジコジの様々な表情がどれも可愛らしい。
販売は、「お茶の子 まめ」のみ。ファンにはたまらない和三盆糖です。
和三盆糖は、コジコジ以外にもたくさんありますよ。
抹茶、きな粉、ヴァローナココア、ブラックココアなど味の種類も豊富です。
クロネコを作りたくてブラックココア味を作ったそうですが、和三盆の優しい甘さの後にくるココアのほろ苦さは、格別の味わいです。
和三盆糖は、1ケ70円から販売しています。3個セット、5個セットの箱入りにして、プチギフトとして贈ると喜んでもらえそうですね。
店主の好きがたくさん詰まった「お茶の子 まめ」
素朴な優しさに触れられる和菓子屋さんです
取材・文:瀬川かれん
- \おうちで和菓子/
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