渋谷・原宿・表参道

【船橋屋 BE:SIDE】表参道にオープンした船橋屋の新たな挑戦!ここでしか味わえない「みずくずもち」をご紹介

都野 雅子

1.ぷるんとなめらか!みずみずしいくず餅

200年以上も続く、くず餅で有名な「船橋屋」。弾力のあるその独特な食感や味は長く愛されています。

そんな船橋屋になんと、新たなくず餅が誕生!今春に表参道にオープンした、船橋屋の新たなスタイル「BE:SIDE」、ここでしか食べられない「みずくずもち」です。

船橋屋 BE:SIDEみずくずもち 1,250円(税込)

創業216年。15ヶ月もの時間をかけて作られる和菓子唯一の発酵食品のくず餅。おなじみの台形のくず餅を口に入れれば、たっぷりの香ばしいきな粉にうま味の濃い黒蜜と相まって、ここでしか味わえないおいしさが広がります。

その特徴であるプリンと嚙み切れるような歯ごたえが、みずみずしく、なめらかな口あたりとなっているのが、この「みずくずもち」。

その食感が似ているとしたら、わらび餅ですが、それよりも水分が多いので文字通り「つるん」と楽しめます。そして、その食感を楽しんだ後に来るのが懐かしい昔ながらのくず餅の味。

このみずくずもち、実は途中まで従来のくず餅と同じ工程で作っていて、くず餅は蒸しあげるのに対し、みずくずもちは熱を加えて練って冷やし固めているとのこと。

船橋屋では200年も続く伝統の味だけではなく、くず餅を活かした「くず餅プリン」や「くず餅乳酸菌入りかき氷(6月中旬発売予定)」など次々と新商品が登場しています。

その開発の元となっているのは「くず餅乳酸菌®」。くず餅は和菓子で唯一の発酵食品であり、お客さんの「くず餅を食べると調子がいい」という意見から調べたところ、腸内環境を整える善玉菌ラクトバチルス乳酸菌を発見。

美味しいだけではなく、乳酸菌をたくさん頂けるのも嬉しいですね。

船橋屋 BE:SIDEくず餅 1,250円(税込)

もちろん、従来のくず餅もあるので、食べ比べするのがおススメですよ。

2.甘み、苦み、塩味と三拍子揃った抹茶のおしるこ

このみずくずもちを、おしるこにしたメニューもあります。

船橋屋 BE:SIDEお抹茶のおしるこ 1,250円(税込)

注がれた抹茶の下には、北海道産の小豆が隠れていて、この甘みと抹茶の苦みがちょうどいいバランス。甘いものが苦手な人でも、食べやすいすっきりとした甘味です。また、小鉢にはローストされたピーカンナッツが盛られ、この香ばしい塩味とナッツの風味がいいアクセントに。

船橋屋 BE:SIDE

さりげなく、そして絶妙。洗練されたおしるこです。また、ひんやりスイーツなので、これからの季節にもぴったり。

くず餅やおしるこの甘味は、ドリンクとセットになっていて、屋久島無農薬二番茶、お抹茶、くず餅専用珈琲、オーガニック珈琲など、こだわりの飲み物から選べます。

3.「飲むくず餅乳酸菌」をスムージーに!

くず餅のもう1つの味わい方が、昨年12月に発売された「飲むくず餅乳酸菌」。美容や健康志向と相まって、すでに大人気となっている商品です。

船橋屋 BE:SIDE飲むくず餅乳酸菌 1,300円(税込)

この「飲むくず餅乳酸菌」をベースにしたスムージーが、メニューにラインナップ。こちらもこの「BE:SIDE」だけで味わえるオリジナルメニューです。

船橋屋 BE:SIDE味醂Berryスムージー 780円(税込)

おススメなのが「味醂Berryスムージー」。「飲むくず餅乳酸菌」は、ほのかに酸味のある甘酒のような甘さですが、ここにベリーの酸味がマッチしていてよく合います。ボリューミーなのも嬉しいところ。

その他、黒蜜きな粉スムージー、お抹茶Limeスムージー、甘酒Gingerスムージー、バナナカカオスムージー、オーガニックカカオなどもあります。

船橋屋 BE:SIDE

このスイーツは元パティシエの社員が考案されたそう!彩りの美しさも魅力です。

4.もうひとつの形、在り方、BE:SIDE

船橋屋 BE:SIDE

「くず餅乳酸菌®」で体の内から外から健康になれたら、との想いからオープンしたのがこの「BE:SIDE」です。

船橋屋 BE:SIDE

「BE:SIDE」は「もうひとつの形」「在り方」という意味で、これまでの食する内側からの「くず餅乳酸菌®」に加えて外側からもケアをしていこうというもの。看板にあるTREATMENT:SIDEでは、独自のメソッドによりリンパの循環を促し、脳疲労を緩和してくれます。

この時に用いられるのが、発売予定の「BIOGENICS ESSENCE®」。くず餅由来の化粧水です。

船橋屋 BE:SIDE

くず餅乳酸菌発酵液を100%配合してあり、効能評価試験で乾燥による小じわを目立たなくすることが確認されています。

船橋屋 BE:SIDE

歴史と伝統を受け継ぎながら、新たな挑戦を続ける「船橋屋」にこれからも注目です。

取材・文:都野雅子