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お取り寄せ連載企画 おやつの時間 「第110回 不朽園の不朽最中」

せせなおこ

こんにちは、和菓子文化研究家のせせなおこです。この連載では、何げない毎日がちょっといい日になるような、そんなおやつを紹介します。

今回紹介するのは、1927年に創業した、名古屋の老舗・不朽園の代表銘菓「不朽最中」です。以前名古屋に行った時のこと、名古屋銘菓がずらりと並ぶ中で目に付いたのがこの最中でした。“なぜだかわからないけど絶対においしい気がする!!!”そう確信して購入した最中は想像を超えるおいしさでした。

あまりのおいしさに感動し、名古屋に行った際は必ず購入する定番土産になりました。そんなわけで、今回はこの「不朽最中」の魅力をたっぷり紹介したいと思います。

まずは箱の掛け紙がとてもかわいらしくてほっこり。そして、箱を開けると、なんと一つ目の最中が取りやすいように帯が挟んであります。なんという心遣い……。最中への愛を感じてこちらまで嬉しくなってしまいました。

「竹石不朽」という言葉と、大須門前町の不老園から暖簾分けしたことから名付けられた店名、「不朽園」。不朽最中は、そんな不朽園が創業した1927年から受け継がれている、歴史ある最中なのだそうです。

菊の形の最中には「不朽」の文字。今回選んだ小サイズは気軽に食べられるかわいいサイズでおすすめです。もう一つ食べたい! とついつい手が伸びてしまいます。最中を頬張りたい! という最中好きの方には一回り大きな、大サイズの不朽最中がおすすめです。

届いた最中の皮はびっくりするほど香ばしく、ぱりぱりの食感が味わえます。というのも、発送当日にあんを詰めているのだそう。ここにも感じる最中愛!!

香ばしい皮の中に入っているあんこは北海道十勝産の小豆が使用されており、3~4日寝かせて味をなじませてあるのだそう。ほくほく食感で、香り高いあんこなのも納得です!

黒米仕立ての最中種でこしあんを挟んだ「この月最中」や、ぜいたくに大納言小豆が使われた「大納言最中」など、不朽園には最中好きにはたまらないラインナップが揃っています。ぜひいろんな最中を食べ比べてみてくださいね!

文:せせなおこ