- 1.散歩途中に寄りたくなる神楽坂の古民家カフェ
- 2.抹茶、ほうじ茶、白玉が織りなす「お茶香る茶寮の和パフェ」
- 3.看板メニュー「京抹茶のチョコレートフォンデュ」
- 4.日本茶とハーブティーのおいしい組み合わせを味わう
1.散歩途中に寄りたくなる神楽坂の古民家カフェ
神楽坂。東京のどこの街とも違う雰囲気は、特に女性に人気なエリアです。路地を進めばあちこちに入ってみたくなるお店があり、風情のある街並みは歴史の色も濃くぶらぶら散歩するのもオススメです。
そんな神楽坂で検索するとヒットするのが「神楽坂 茶寮 本店」。数々のメディアにも取り上げられている有名店です。今回はオトナ女子に評判の和スイーツを紹介します。
東西線神楽坂駅と大江戸線牛込神楽坂駅からともに徒歩4、5分。神楽坂通りを一本入る静かな住宅街の中にあるのが「神楽坂 茶寮 本店」。町屋の格子戸やレトロな丸い門灯など古民家を改装したお店です。
店内は柱を活かした広々とした空間。どんな間取りだったのかと考えるのも楽しくなってきます。落ち着いたほどよい暗さ、いえ、明るさが心地よい雰囲気。これが古民家カフェの良さですよね。また訪れたくなるようなしっとり感はオトナのカフェという言葉がぴったりはまります。
2.抹茶、ほうじ茶、白玉が織りなす「お茶香る茶寮の和パフェ」
和カフェでは定番中の定番、抹茶パフェ。ここ「神楽坂 茶寮 本店」の抹茶パフェの特徴はなんといってもそのほろ苦さ。この苦さはもちろん抹茶ですが、その苦さは実は2段階。
パフェグラスにカクテルのフロートのように濃淡鮮やかに重なるのが抹茶プリンと抹茶ゼリー。味はもちろん、この色を出すには宇治の高級な抹茶が必要だったそう。
パフェの中身は、抹茶ゼリー、抹茶プリン、グラノーラ、わらび餅、きなこパウンドケーキ、白玉、バニラアイス、抹茶アイス、ほうじ茶クリーム、最中、小豆と盛りだくさん。
お茶香る茶寮の和パフェ 819円(税別)※写真のお茶は別です。
たっぷりと盛られたパフェは食感も甘みも違うのでそれぞれ食べるのも楽しみの1つです。パフェの上部は甘めなものが多いのですが、崩していくと底の方からまずプリンが登場。プリンなのにちょっと苦いなとちょっとびっくり。
そして、その下のゼリーは…苦いです。確かに苦い。けれどつらくない苦さ。ほんのり甘みもあって抹茶のアイスやバニラアイスと合わせればちょうどよい塩梅に。
「最後にゼリーとプリンだけ残ると結構苦いので、途中混ぜ合わせながら食べるのをオススメします。」と話してくれたのは「神楽坂 茶寮 本店」広報担当の新川さん。これ、大事なポイントですね。
3.看板メニュー「京抹茶のチョコレートフォンデュ」
京抹茶のチョコレートフォンデュ 928円(税別)
とろーりとしたチョコにフルーツなどをくぐらせる人気のデザートといえばフォンデュ。このチョコレートフォンデュを抹茶チョコレートにしたものが抹茶チョコレートフォンデュです。
今では多くの店で扱っているメニューですが「神楽坂 茶寮 本店」ではまだ珍しかった今から7年ほど前に登場。その当時から、フォンデュのお供としてサクサクのパイ、イチゴ、白玉、よもぎ生麩です。
新しい冬のスイーツを考案しようと集まり、アイディアを出し合っていた時に誕生したのがこの「京抹茶のチョコレートフォンデュ」。「神楽坂 茶寮 本店」では専門の菓子工房があるため、パイも焼きたてのものが食べられます。
ベースとなるホワイトチョコレートに負けない濃厚な味と色にもこだわりふんだんに抹茶を使用しているので、甘さの中にもしっかりと抹茶の存在感が。
また、このフォンデュのもう1つのお楽しみがこちら。
抹茶チョコがけのバニラアイスです。これが食べたくて注文する人も多いのだとか。 温められてとろけていくチョコを味わいながらお茶をいただくプチ心の贅沢。ドリンクセットの他、抹茶のセットもあります。
4.日本茶とハーブティーのおいしい組み合わせを味わう
しょうがほうじ茶 655円(税別)
コーヒーなどの通常ドリンクメニューの他に抹茶や中国茶、煎茶もあるのが和カフェの嬉しいところ。日本茶のブレンドティーもありました。頂いたのはしょうがほうじ茶。ほうじ茶のふくよかな甘みにしょうがの香りと味がマッチ。ポカポカとお腹から温まります。
店の外にはテラス席も。天気のいい日はここでお茶をいただくのもいいですね。
お土産にも人気だというパウンドケーキもあります。ちょっとしたプレゼントとしても喜ばれそうですね。また、アルコールや本店でしか食べられないお食事メニューもあるので、甘いものが苦手な人ともお出かけできます。和カフェでのひととき。足を運んでみる価値ありですよ。
取材・文:都野雅子