川越

【くらづくり本舗】川越の名所や魅力を多彩な菓子で伝える和菓子店

中村 仁菜

「小江戸」として名高い埼玉県川越市に本店を構える「くらづくり本舗」は、明治20(1887)年創業の老舗和菓子店。

駐車場付きの路面店や駅ビル、ショッピングモールなど43店舗を展開し、埼玉銘菓として贈り物やお土産にとさまざまなシーンで親しまれています。

今回は川越の中心部にある「くらづくり本舗」 久保町本店でおすすめの商品を伺ってきました。

1.川越の蔵にちなんだ縁起の良い最中「福蔵(ふくぐら)」

福蔵1個165円 6個入り1,190円(税込)

川越観光で有名な江戸情緒あふれる蔵造りの町並み。大きな鬼瓦と黒い壁で覆われた重厚感のある土蔵は、巧みな耐火建築として店舗や倉庫を火事から守ってきました。

その蔵から「生まれる福」「伝え守る蔵」の思いを込めて作られたのが看板商品の「福蔵(ふくぐら)」です。

新潟県産蒲原地区産のこがね餅を焼き上げた最中皮に北海道十勝平野で収穫した小豆、あんの中には佐賀県産ひよくもち米をついた「福餅」と、こだわりの材料を使用しています。

ずっしりとした重さの「福蔵」の包みを開けると、皮には「福」と「蔵」がかたどられており、縁起の良い文字にふと心が和みます。

5.5センチの正方形で厚さ3センチ、重さ80グラムの大きな最中。半分に切ると、ふっくら炊き上げたあんとお餅が隙間なく入っています。

お茶と一緒にいただくとお腹いっぱいになり、食べごたえは十分。慶事の手みやげやお祝いごとにもおすすめのお菓子です。

2.優しい味わいに包まれる和風スイートポテト「べにあかくん」

べにあかくん1個180円 4個入り770円(税込)

川越周辺では江戸時代からさつまいも栽培が盛んだったことから、今も芋菓子が多く作られています。

「福蔵」に次ぐ人気商品「べにあかくん」は、丁寧に裏ごしされたさつまいもに北海道産の新鮮なバターと生クリーム、白あんを加えた和風スイートポテト。
さつまいもは川越市の隣、三芳町で収穫された品種を使用しています。

口に入れると滑らかでしっとりとした舌触りに、さつまいもの自然な甘みがいっぱいに広がります。

小さいお子さんから年配の方まで幅広い世代に好まれそうな、控えめな甘さが好印象。

そのままでもおいしいのですが、電子レンジで5秒ほど温めたり、冷蔵庫で冷やしたり、アイスクリームを添えたりとアレンジしていただくのもおすすめです。

3.川越名物さつまいものお菓子「ぽくぽく」

ぽくぽく1個110円 5個入り600円(税込)

さつまいものお菓子なら芋あんにニッキをまぶした「ぽくぽく」も人気商品です。

色や形はさつまいもそっくりに、可愛らしいミニサイズに仕上げられており、焼き芋を皮ごと食べているような香ばしい風味に包まれます。

さつまいもの食感を出すために裏ごしされた芋あんは、ほっくり、まろやかな素朴な味わい。

さつまいもの筋を表現するために、芋あんにとろろ昆布と紫の皮が練り込まれている点にもぜひ注目してみてくださいね。

さつまいもの風味や食感を出すための職人技とアイデアが光るお菓子です。

4.川越の魅力を伝え続ける、「くらづくり本舗」

店内にはほかにも、川越大師喜多院に由来した「長寿らかん餅」や「喜多のかけ橋」、大正時代の面影を残す大正浪漫夢通りの石畳をイメージしたクッキー「石畳のある街並み」など、川越にちなんだお菓子がずらりと並びます。

名所とお菓子を掛け合わせた多彩なネーミングは、まるで観光しているかのような気分にさせてくれます。

1つずつバラで販売しているので、好きなお菓子を選び、箱詰めして送ることも可能。贈ると喜ばれる、頂くとうれしい商品が揃っています。

毎月の上生菓子やお彼岸のおはぎ、冬限定のチョコレート菓子など、四季折々のお菓子を味わえるのも魅力です。

川越の文化や歴史について、菓子を通じて伝え続ける「くらづくり本舗」。おもてなしの品や川越観光のお土産を買い求めに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

商品の一部は、オンラインショップからも購入できます。ぜひ利用してみてくださいね。

取材・文:中村仁菜

店舗情報

※掲載情報は取材時点のものとなります。

くらづくり本舗 久保町本店

住所:〒350-0055 埼玉県川越市久保町5-3
電話番号:049-225-0030
営業時間:9:00~18:00
定休日:年中無休

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※掲載情報は取材時点のものとなります。