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新年に食べたい和菓子「花びら餅」3選!長寿を願う縁起物

oriori編集部

新年の縁起物として平安時代から食べられてきた「花びら餅」という和菓子を知っていますか?

お餅の中に入っているのはなんとゴボウ!「なんでゴボウなの!?」と疑問を持つ方も多いと思います。

今回は、花びら餅を新年に食べる理由や、通販で購入できるおすすめの花びら餅をご紹介します。

1.花びら餅って?

花びら餅

「花びら餅」とは、実は通称の名前。正式な名前は「菱葩餅(ひしはなびらもち)」といいます。

気になる材料ですが、中身はゴボウ・白味噌餡・ピンク色のお餅となっており、それを白いお餅か求肥で包んでいます。真ん中がほのかにピンク色になっているのは、中にピンク色のお餅が包まれていたからなんですね。

そしてその起源はなんと平安時代から。
平安時代の宮中で「歯固めの儀式」という新年行事があり、新年にかたいものを食べて歯を丈夫にし、長寿を願うという意味が込められていました。

当時は、赤い菱餅(ひしもち)の上に猪肉、大根、瓜、押鮎(おしあゆ)などを乗せて包んでいたようですが、だんだんと簡略化されてゴボウを使うようになりました。

それでは、oriori編集部おすすめの花びら餅をご紹介していきます!


2.【たねや】菱はなびら

花びら餅菱はなびら 3個入 1,080円(税込)、6個入 2,160円(税込)

最初にご紹介するのは、創業1872年、滋賀県の近江八幡が本店の「たねや」さん。

「たねや」の花びら餅は、白くつぶらな羽二重餅に、古代米の赤米を使った菱餅を重ね、みそ餡と押し鮎にみたてたゴボウを包んだ逸品。

米どころ近江で収穫された、地元の「滋賀羽二重糯(もち米)」を使い、ねばりや伸びが力強くコシのあるやわらかい羽二重餅が特徴です。

「ことし一年が皆様にとって幸多き年となりますように」と願いをこめて、美味しく頂きたいですね。


3.【京菓匠 鶴屋吉信】御所鏡(花びら餅)

花びら餅花びら餅「御所鏡(ごしょかがみ)」1個 540円(税込)、5個入1箱 2,700円(税込)

京都御所の近くに店をかまえる「鶴屋吉信」では、京のお正月にかかせないものとして、代々「御所鏡(ごしょかがみ)」の銘で、花びら餅を作り続けてきました。

やわらかな求肥に、白味噌あんと紅色の羊羹、蜜漬けのゴボウを包んだ花びら餅は、由緒正しい京菓子となっています。

オンラインショップの他、京都本店、東京店(日本橋)、世田谷店、有名百貨店で、数量限定で予約・購入ができますので、ぜひご賞味くださいね。


4.【京菓子司 俵屋吉富】花びら餅

花びら餅花びら餅 1個432円(税込)

創業宝暦五年(1755年)の老舗「京菓子司 俵屋吉富(たわらやよしとみ)」では、薄くのばした柔らかな求肥生地に、白味噌餡とふくさごぼうを包み込んだ、上品な味わいの花びら餅です。

新年を祝う京菓子として、上生菓子の「迎春御誂菓」や創作羊羹など、華やかな京菓子と一緒に召し上がるのも素敵ですね。

俵屋吉富を代表する京名菓「雲龍(うんりゅう)」もぜひ。


2021年、新しい年の始まりに「花びら餅」を食べながら、伝統と歴史に思いを馳せて、幸多き1年を願いたいですね。

取材・文:oriori編集部