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スイーツで味わう、京洛の風情。古都・京都の人気お取り寄せスイーツ8選

oriori編集部

1200年の伝統をもつ歴史都市・京都が生んだ個性派スイーツをセレクトしました。羊羹あり、最中あり、わらび餅ありといった創作和菓子は、その土地に根付いた味の数々。新緑の紅葉が目に優しい、初夏の京都を訪れてみたい、そんな願いを叶えてくれる和菓子をお取り寄せしてみるのはいかがでしょうか?

1.【亀屋清永】名画からインスピレーションを得た芸術的な味わいの羊羹「翔 SHOU

翔 SHOU(あんず、いちじく) 1個 118円(税込)

元和3(1617)年の創業から400年、京都祇園で伝統の継承と共に和菓子づくりへの努力を重ねてきた「亀屋清永」。言わずと知れた老舗です。
こちらは、あんずといちじくのドライフルーツを入れたひと口サイズの羊羹「翔 SHOU」。ゴッホが描いた果樹園シリーズにインスピレーションを得てつくられたのだとか。和洋が融合した芸術的な味わいは、新たなファンを生みそうです。
季節のごあいさつにふさわしいみやびな和菓子が揃う亀屋清永のオンラインショップは、お取り寄せ・贈り物選びに重宝します。

2.【都松庵】深めのタルト型の最中は、アレンジ可能な宝箱「MIYAKO MONAKA」

MIYAKO MONAKA 1セット378円(税込)

昭和25(1950)年創業の京都堀川三条のあんこ屋が手掛けるあんこ菓子専門店「都松庵(としょうあん)」。素材にも製法にもこだわった自慢のあんこを使用した新しい発想の和菓子が魅力です。
「MIYAKO MONAKA」は、自分でつくれる最中セット。北海道産エリモ小豆の特製粒あんに、もちもちの求肥、契約栽培によるもち米を使った香ばしい最中皮が一箱に。お好みでアイスや季節のフルーツを添えたりと、思い思いに楽しむことができます。
最中1セットで1箱というぜいたくなパッケージ。シンプルモダンなデザインは、おしゃれな方へのギフトにもマッチします。自分へのご褒美にもいかがですか。

3.【茶游堂】目の覚めるような緑がおいしい「抹茶チョコレートブラウニー」

抹茶チョコレートブラウニー 2,200円(税込)

歴史ある宇治茶の生産地、宇治六地蔵で、日本で初めてお茶屋として抹茶スイーツを考案、製造したという「茶游堂(ちゃゆうどう)」。お店では数多くの抹茶スイーツを販売していますが、特にオススメしたいのが「抹茶チョコレートブラウニー」。

厳選されたホワイトチョコレートに石臼挽きの抹茶を加えた、しっとり生地のブラウニーです。使われているホワイトチョコレートの甘さに負けないように、特別にブレンドした宇治抹茶を使ってインパクトのある苦味、渋味が引き立つように風味を調整しています。見た目の鮮やかな緑も印象的です。
お召し上がりの際は、電子レンジで少し温めるようにすると、抹茶のうま味とともに、香りがふわりと広がって、おいしくいただけました。まさに食べるお茶、お茶屋さんがつくるお菓子の妙味です。
また、日持ちも二週間ほどと比較的長めなので、プレゼントにも向いています。

4.【あのん】自分であんことちーずをサンドする和洋折衷最中の「あんぽーね」

あんぽーね(粒 5個入) 1,728円(税込)

祇園にある京町家を改装して作られた「京都祇園あのん」は、あんこを基調としてつくられた創作和菓子のお店です。シンプルで洗練された店内にはカフェも併設されています。
滋賀県産のもち米、羽二重糯の米粉でつくられた最中皮は香ばしく歯切れがよいのが特徴だそう。その皮に十勝産小豆の粒あんとマスカルポーネチーズでつくったクリームを自分でサンドして作るのが、あのんの名物「あんぽーね」です。
なるほど、あんことマスカルポーネだから「あんぽーね」なんですね。自分でサンドするからいつでもパリパリの皮が楽しめます。あんことマスカルポーネの割合もお好み次第。日持ちも30日と長めなので、贈り物にも最適です。

5.【京みずは】黒蜜なしで味わう、わらび餅本来の味わい「本わらび餅」

本わらび餅220g 680円(税込)

京都府の南西部、長岡京市にある実店舗「みずは北川」としての創業は1991年。新鮮でみずみずしい和菓子をつくってきました。最上級の和三盆と本わらび粉を、京都西山の天然水を使って練り上げたわらび餅は、弾力のあるモチモチ食感。そこに薄皮を取ってから微細に挽かれた深煎りの京きな粉がたっぷりとかけられています。よくある黒蜜は掛けないでいただくのが、「京みずは」流。後味のよいあっさりした甘さを感じてください。

6.【笹屋昌園】希少な本わらび粉で手作りされる極上品「本わらび餅 極み」

本わらび餅 極み(大) 2,000円(税込)

創業大正7(1918)年、石庭で有名な龍安寺にほど近い土地でお菓子作りをはじめた「笹屋昌園(ささやしょうえん)」。国産Aランクの本わらび粉をふんだんに使ったわらび餅には「極み」という名前が付けられています。特製の銅鍋を使い、熟練の職人が「本練り」という技法で炊き上げたわらび餅は、切り分けるのが困難なぐらいの粘り気と弾力を持っています。それでいて口に含むととけるような柔らかさ。付属しているのは厳選された丹波の黒豆からつくられた香ばしい「京きな粉」と、爽やかな風味の「抹茶きな粉」。直接振りかけても、小皿に取り分けて付けながら召し上がってもおいしくいただけます。

7.【花ゆう】本物のおはじきと見紛う透明感。見た目も味も涼やかな「菓詩集おはじき飴」

菓詩集おはじき飴 432円(税込)

昭和33(1958)年に京都の姉小路で創業されたのが京菓子製造卸店の「花ゆう(はなゆう)」です。花ゆうの生み出すかわいい飴菓子シリーズが「菓詩集」。色とりどりの金平糖や飴菓子の中にあって、ひときわ涼やかな姿を見せているのが「菓詩集おはじき飴」です。砂糖と水飴だけでつくられた飴菓子の透き通った見た目は、まるで本当のガラスでできているような佇まい。それでいて、口に含むと懐かしい甘味がやさしく広がっていきます。
手のひらに乗るサイズの小瓶に入って売られているので、自分へのご褒美やお友だちへのプチギフトにも最適です。

8.【家傳京飴 祇園小石】創業当時からの人気商品。屋号を冠する「祇園小石」

家傳京飴 祇園小石 378円(税込)

数多い京菓子の中でも伝統のある「京飴」は、ポルトガルより伝わった有平糖の製法を受け継ぎながら、独自の発展を遂げ、砂糖の割合が多い、溶けにくくさっぱりとした飴をつくりだしてきました。今では「京飴」は地域ブランドとしての地位を確立しています。
京都四条通、八坂神社の石段下に本店がある「家傳京飴 祇園小石(かでんきょうあめ ぎおんこいし)」は、昭和11(1936)年に創業された甘味屋です。店名に京飴を冠する祇園小石は、直火の銅鍋でじっくりと炊き上げられた、艶と透明感のある仕上がりです。ささつゆ(べっこう)、黒飴、宇治抹茶飴、紅茶、ぶぶあられ、こがし飴の6種がひとまとめになっています。祇園の風情と、京都の四季が感じられる各種の味は、まさに百花繚乱、どの味を選んでも間違いありません。

※情報は記事執筆時点のものとなります。価格は購入前にご確認ください。

文:oriori編集部