鎌倉

鎌倉で味わいたいこだわりの和菓子8選!地元民に愛される老舗店をご紹介

oriori編集部

落ち着いた雰囲気が漂う古都・鎌倉には、観光客だけでなく地元の人々にも愛され続けている和菓子店が点々と佇んでいます。

職人たちが作った和菓子は、美しく、それでいて美味しそうで、「お店で味わってみたい!」と思うものばかり。

今回は、鎌倉に行くならぜひ足を運びたい和菓子屋さんを厳選してご紹介します。

1.【手毬】鮮やかで美しい「上生菓子」

手毬

美しさや可愛いさを表現した創作和菓子で注目を集める和菓子店「手毬」。

お店は長谷駅から徒歩約15分の静かな場所にあります。

手毬 上生菓子 550円 ※左は「市松手毬」、右は「椿」

茶寮に入ると、四季折々のモチーフや、「椿」など鎌倉の自然を題材にした上生菓子が並びます。

数ある上生菓子の中でも、「市松手毬」は国内外からその美しさと繊細さが評価される作品。

鮮やかな色使いや繊細なデザインに、ついつい心を奪われます。

手毬

手毬では和菓子づくり体験講座も開催されているので、ぜひ参加して和菓子作りの楽しさに触れてみましょう。

心に残る和菓子体験ができるはず!

2.【美鈴】鎌倉に愛され続ける「上生菓子」と「栗羊羹」

美鈴

若宮大路を一筋入り、閑静な住宅街の中にひっそりと佇む「美鈴」。

今も昔も鎌倉に愛され続ける小さな名店です。

美鈴

美鈴が提供する和菓子は2種類。1つ目は「上生菓子」です。

その味は必要最小限に抑えた甘さが繊細で、ほっと心が解けるような味わい。

口の中の温度ですっと溶けるような滑らかな舌触りも、ぜひ体感していただきたいポイントです。

美鈴

2つ目の和菓子は「栗羊羹」。

この栗羊羹は、10kgの栗を剥く作業から全て手作業。一口食べると、栗本来の優しくも力強い味わいが口の中に広がります。

地元の人にも、観光客にも愛される名店に足を運んでみては?

3.【麩帆】柔らかく瑞々しい「麩まんじゅう」

麩帆

江ノ電、由比ヶ浜駅から徒歩3分のところに、大きなのれん看板と小さな受け渡し窓口だけのひっそりとした佇まいのお店が現れます。

関東では珍しい、生麩(なまふ)と麩まんじゅうのお店「麩帆」。

麩帆

「麩帆」でまず食べたいのが、こちらの麩まんじゅう。

たっぷり水分を含んだ生麩の生地がとても柔らかく、それでいて程よい弾力があり、滑らかなこしあんとのバランスが抜群です。

麩帆

「麩帆」で味わえるもう1つの品が、生麩です。普段あまりお目にかかることのできない、火を通さずに食べられる生麩。

口に入れた瞬間に味わえるつるりとした舌触り。そして歯を入れると、跳ね返すようながっちりとしたコシがあり、他の食べ物にはない独特の感触と風味です。

普段はなかなかお目にかかれない和菓子をぜひ味わってみましょう。

4.【和菓子処 茶の子】100年以上続く老舗和菓子店の「どらやき」

和菓子処 茶の子

湘南モノレール江の島線の西鎌倉駅から10分ほど歩くと、静かな住宅街の一角に「和菓子処 茶の子」が佇んでいます。

「和菓子処 茶の子」は、大正6(1917)年に「松埜本店」として東神奈川で創業して以来、なんと100年以上続く老舗和菓子店です。

和菓子処 茶の子 奥2つ:むしどらやき 1個173円/手前2つ:松毬(まつかさ) 1個140円

茶の子で名物となっているのは「むしどらやき」と「松毬(まつかさ)」。

「むしどらやき」は、メレンゲを立ててから生地を蒸し上げるので、フワフワと柔らかい食感。小振りの「松毬(まつかさ)」は、しっかりと弾力のある生地で懐かしい味わいです。

和菓子処 茶の子

店頭に並ぶ上生菓子も地元の人々に愛され続けています。季節に合わせて提供される色とりどりの上生菓子。

西鎌倉の人々の日常に寄り添い、愛され続けてきた名店の和菓子をぜひ味わってください。

5.【豊島屋菓寮 八十小路】ぷるん、とろんとした食感が贅沢の極み「本わらび餅」

豊島屋菓寮 八十小路

鶴岡八幡宮に向かうメインストリート、若宮大路に「豊島屋 本店」を構え、今回紹介する「八十小路(はとこうじ)」はその一本裏手にあります。

「鳩サブレー」で有名な豊島屋ですが、その甘味処となっているのが「豊島屋菓寮 八十小路」です。

豊島屋菓寮 八十小路 本わらび餅 800円

まず、八十小路ではずせない逸品がこちらの「本わらび餅」。オーダー毎に手作りで練り上げる、出来たてほかほかがやってきます。

ぷるん、とろん、とした食感とほんのり温かい温度が口のなかで溶けていく味わいは、贅沢の極み。きな粉は大豆の風味と香ばしさがあり、きめ細やかな舌触りがわらび餅との相性も抜群です。

豊島屋菓寮 八十小路 あん蜜 800円

そしてこちらは、中央に鳩をかたどった寒天がポイントの「あん蜜」。蜜は、黒蜜と和三盆の白蜜の2種類から選べます。

器下には粒あんが隠れていて、食べ進めていく楽しみも。ぷるんと弾力ある白玉に、寒天、はんぎょくなど、色々な食感と味の一体感も楽しんでください。

6.【初祖 岡埜榮泉總本舗】ゴロンとした豆が特徴的な「豆大福」

初祖 岡埜榮泉總本舗

江ノ電・和田塚駅から徒歩2分の場所にある「初祖 岡埜榮泉總本舗(おかのえいせんそうほんぽ)」。

豆大福が名物の和菓子店であり、創業してから約160年もの年月が経つ老舗です。

初祖 岡埜榮泉總本舗 豆大福(こしあん、つぶしあん) 各200円

重量感のあるビジュアルが目を惹くこの豆大福。なんといってもゴロリとした豆が特徴的です。

豆は、国産のえんどう豆を使用。もっちりとした皮の感触を歯で感じると同時に、えんどう豆のしっかりとした存在を感じます。ほんのりした甘みのつぶあんは、小豆の粒がアクセント。

初祖 岡埜榮泉總本舗 お赤飯 600円

丁寧にお菓子作りをする「初祖 岡埜榮泉總本舗」ですが、その魅力をより楽しみたいなら赤飯もぜひ食してください。

一口いただいてみると、“もったり”としがちな赤飯のイメージを覆す衝撃の美味しさ!もっちりしつつも、しつこさが全くありません。さらに特製のごま塩がまた絶品。香ばしさに加え、舌で感じる塩の加減が絶妙。

約160年続く老舗店のこだわりの豆大福と赤飯をぜひ味わってみてください。

7.【無心庵】豆にとことんこだわり抜いた「クリームあんみつ」

無心庵

江ノ電「和田塚」駅の改札真向かいに位置する「無心庵」。約30年間、鎌倉というこの場所で、創業時から変わらぬメニューを提供し続けています。

無心庵 クリームあんみつ 850円

お店一番の人気メニューは、豆にとことんこだわり抜いた「クリームあんみつ」。豆の炊き上がりは、豆が割れる寸前であって、割れてもダメ。その一瞬を見計らい、火からあげて、すぐに水で冷やす、この工程が、日々苦労する手仕事のひとつなのだとか。

豆の塩気は程度にさりげなく、ほっくりと上品な味わい。あんみつの甘さの中に、豆の塩気が絶妙にマッチします。

無心庵 いそべ 850円

そして、もう1メニューご紹介したいのがこちらの「いそべ」。この何とも素朴な風貌。香ばしく網で焼き上げたお餅をさっと醤油にくぐらせ、のりで巻いていただきます。

ほっとする景観を眺めながらいただくあんみつといそべ。ゆっくりと流れる時間と、昔ながらの美味しさに心が和む贅沢な空間がここにあります。

8.【和菓子 大くに】和と洋の絶妙なコラボ「あんぱん饅頭」

和菓子 大くに

鎌倉時代の商業の中心・大町の四つ角に佇む「和菓子 大くに」。今年で創業84年目を迎える和菓子屋さんです。

明るい店内には大きなショーケースがあり、練り切りや落雁、そしてどら焼きや大福など、おやつにちょうどいい飾らない和菓子とちょっと気になる和菓子が並んでいます。

和菓子 大くに いちご大福 250円

パッとショーケースの中で目を惹く可愛らしさ!いちごを模した包みの「いちご大福」。粒あんにいちごが一粒。フルーティーな甘さとあんこの甘さが、それぞれの良さを引き立てます。

和菓子 大くに

そして、和と洋がコラボした「あんぱん饅頭」。あんを包む生地は、カステラに近い味でしっとりとした食感。この柔らかさは、寒天が含まれているからなのだそう。けれど、外側はパンのような歯ごたえを楽しむことができます。

あんぱんのような饅頭のような、まさにあんぱん饅頭という言葉がぴったりです。

大くにの魅力は「さりげなさ」と「飾らなさ」。国産の材料を使って丁寧につくるからこそ、どの菓子もすんなり口に馴染みます。飾らない和菓子屋さんが作る和菓子でほっこりと癒やされてみては?

歴史ある鎌倉の和菓子を味わう

鎌倉には地元の人々から長く愛され続けている老舗の和菓子店が今も残っています。

上生菓子、どらやき、饅頭などの和菓子そのものの美味しさは抜群。そして、なんといってもお店の雰囲気や、職人・店員さんのお人柄は、訪れた人の心を和ませます。

ぜひ鎌倉の和菓子屋さんに足を運んで、和菓子の奥深さを感じてみてくださいね♪

文:oriori編集部

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