鎌倉

【鎌倉いとこ】やさしい甘さのきんつばは鎌倉みやげの新定番!どれにしようか悩んでしまう種類の多さも魅力

さとちん

1.甘い香りに誘われて!焼きたてのきんつばは長谷散策のおともにも

長谷観音交差点前にある小さなお店

長谷寺や鎌倉大仏があり、鎌倉の中でも特に観光客が多く訪れる長谷。
最寄り駅となる江ノ電「長谷駅」から歩いて3分、長谷観音交差点の一角に「鎌倉いとこ」はあります。小さなお店ですが黄色の看板が通る人の目を引きます。

お店に気が付かなくても、甘い香りに誘われてお店を見つけることでしょう。
毎日店頭でひとつずつ丁寧にきんつばを焼いています。風情のある町屋と近代建築が混在している長谷は街歩きも楽しい場所。焼きたて熱々のきんつばは、鎌倉散策のおやつにもピッタリです。
サクサクの皮とホクホクの餡のハーモニーが味わえるのは焼きたてならでは!

丁寧に6面を焼いていきます

2.女性に嬉しい「鎌倉いとこ」のかぼちゃきんつば

かぼちゃきんつば 1個230円(税込)

店名の由来となったかぼちゃと、小豆の煮物をいとこ煮と呼ぶのは、煮えにくい食材から追い追い材料を足していくことから。おいおい(甥甥)にかけた語呂合わせが起源と言われています。

きんつばは本来、餡子を水で溶いた小麦粉などをつけながら焼いた和菓子ですが、吉野の本葛を用いて蒸しあげられた「鎌倉いとこ」のきんつばは、かぼちゃ餡とふっくらと炊かれた小豆を、衣が包んでいます。

使われているのは、ホクホクとした食感と強い甘味が特徴の北海道産えびすかぼちゃ。砂糖の甘さとは違う、上品でほっこりとした自然な甘さです。

中の小豆は北海道産大納言小豆の豊祝。かぼちゃ餡の中でしっかりと小豆の形を保っていながらも、口の中ではほろりとくずれ、かぼちゃの甘さと同化していきます。小豆餡の甘さが苦手という人も、こちらのきんつばの優しい甘さなら、きっとおいしく食べられることでしょう。

しかも、おいしいだけじゃなく、カロチン(ビタミンA)やビタミンB1、B2、C、Eなどビタミン豊富なカボチャは、栄養たっぷりで健康にも良いのです。さらに植物繊維やミネラルといった女性に嬉しい栄養素も含まれているのです。

おいしくて美容と健康にもいいお菓子って魅力的だと思いませんか?

3.選べる楽しさ!個性豊かなきんつばが10種類以上

店頭にずらりと並ぶカラフルなきんつばたち

「鎌倉いとこ」のきんつばには、定番の他にお目にかかれないようなユニークなものまで10種類以上の商品があります。どれもオススメという店長の森さんにお願いして、敢えて選ぶならばとオススメ商品を教えていただきました。

定番のかぼちゃきんつばは、やはり人気とのこと。他に女性に人気なのは、ゴロリとした安納芋のかたまりが入った安納芋きんつばだとか。サツマイモはかぼちゃと同じくらい女性が好きな食べ物ですものね。かぼちゃきんつばよりも若干甘味が強い感じですが、自然な甘さなのでペロリと食べられてしまいます。

安納芋きんつば 1個230円(税込)

くるみきんつば 250円(税込) もファンの多い商品で、今までのきんつばにはないコリコリとしたくるみの食感が斬新!甘さは控えめで、ほんのり甘いホットミルクと一緒に食べたら絶対合いそう!

生チョコきんつば(白)1個250円(税込)

固定ファンが多いのが、生チョコきんつば(白)とのこと。きんつばにチョコ?と、驚いてしまう組み合わせですよね。ホワイトチョコを混ぜた白あんに、いちごのドライフルーツが入ったきんつばです。
断面も白と赤のコントラストがかわいい!SNSでも映えそうですね。

長い歴史を持つ和菓子屋さんが多い古都鎌倉の中で、「鎌倉いとこ」は比較的新しいお店です。それでも、コロンとかわいい見た目と上品なやさしい甘さのきんつばは、地元の人を中心に新しい鎌倉の味として広がっています。

体によくて品の良い甘さの「鎌倉いとこ」のきんつばは、贈った人のセンスが光る大切な人への贈り物にも最適な和菓子。特に女性には喜ばれることでしょう。インターネットでも購入できるので、利用してみてくださいね。

取材・文:さとちん