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【日影茶屋】目と舌で味わう涼菓詰合せ!創業三百余年の伝統の技

さとちん

江戸時代中期に創業した歴史のある日本料理店「日影茶屋」。現在は日本料理だけでなく和洋菓子やフランス料理と料理の幅も広がり、人気のお店となっています。

今回は「日影茶屋」の歴史と伝統が感じられる和菓子をお取り寄せしてみました。

日影茶屋

箱を開けた瞬間思わず笑みがこぼれる、夏らしい涼菓を集めた「日影涼菓詰合せ」、世代を超えてファンの多い定番の「巻きどら」の2種類をご紹介します。

1.おいしさの宝石箱!ワクワクが止まらない「日影涼菓詰合せ」

日影茶屋

段ボールに入って届いた和菓子たち。ひと箱ずつプチプチのエアクッションで丁寧に包まれています。

まずは、夏季限定の「日影涼菓詰合せ」から。

日影茶屋 日影涼菓詰合せ 12個入 3,240円(税込)

まるで夏を閉じ込めたようなキラキラと輝く「夕涼」、夏の定番「くずきり」、ふたつの味が楽しめる「水羊羹」、冷たくして食べたい「冷やししるこ」、どれから食べようか迷ってしまいます。

これは嬉しい悩み。冷蔵庫で冷やし、テレワーク中の主人と休憩時間にいただきました。

日影茶屋 くずきり 1個入 432円(税込)

袋を開けてビックリ!

日影茶屋

自分で突き棒でくずきりを押し出すんです。TVなどで見かけたことがある、あの“にゅるん”とした体験がおうちでできちゃうんですよ。これは楽しい!子どもも喜びそうです。

沖縄産の黒糖を使用した黒蜜は濃厚でコクがあり、甘いのにくどくなく、あと味サッパリ。のどごしも良いので、暑さで食欲がないときも、これならおいしくいただけそうです。

日影茶屋 水羊羹 1個 216円(税込)

北海道産の小豆を使用した「御膳」と、上品な甘さの白あんに香り豊かな抹茶を練りこんだ「抹茶」の2つの味がセットになっています。

一口サイズでちょっと甘いものを食べたいときにもピッタリ!水羊羹には熱い緑茶がよくあいますね。

日影茶屋 冷やししるこ 1個 410円(税込)

こちらも冷蔵庫でよく冷やしてからいただきました。せっかくなのでガラスの器に移し、別添えの“ぶぶあられ”を食べる前にトッピング。

見た目も上品で、気分は葉山マダム。心がちょっぴりクサクサしたときに食べると、「葉山マダムはこんなことで怒ったりしない!」と、心穏やかになれそう。

日影茶屋

北海道十勝産の小豆をきめ細かくこしたなめらかな餡に、ほろりとした小豆の粒が溶け込んだ優しい甘さに癒されます。

日影茶屋 夕涼 1個 216円(税込)

箱を開けて最初に目に飛び込んできた、見た目もかわいいゼリーのお菓子。小さくカットされた柚子、梅、あんず、夏みかん、和の果物がそれぞれ入っています。

柚子が金魚、夏みかんが青楓、梅は水鳥、杏子は撫子と、透明なゼリーの中に夏がギュッと詰まっています。

日影茶屋

目も舌も喜ぶ涼菓ですね。小ぶりなサイズなので、季節のフルーツを添えると華やかになり、来客時にも喜ばれそうです。しかも、こんなオシャレな和菓子をササッと出せたら、主婦としての株もあがりそうですよ。

この記事を書いているときは7月上旬ですが、冷やししるこが9月、くずきりと夕涼が11月、水羊羹が12月と賞味期限も長めなので、夏の間冷蔵庫に常備しておけます。

「日影涼菓詰合せ」は箱を開けたときの驚きと喜びを大切な人にも体験して欲しいと、もらったら誰かに贈りたくなるギフトでした。


2.贈る相手を選ばない日影茶屋の定番和菓子「巻きどら」

日影茶屋 巻きどら 1個 194円(税込)

季節を選ばない定番の贈り物なら、日影茶屋で老若男女問わず人気の「巻きどら」はいかがですか?

実は2020年春にリニューアルしているんです。もち米と山芋が練りこまれた、しっとりもちもちのやわらかい生地は優しい甘さ。丁寧に炊かれた北海道小豆のつぶあんは、つぶが口の中でほろりと崩れます。長年、多くの人に愛されている理由がわかるお菓子です。

日影茶屋

温かい日本茶ももちろんあいますが、意外とコーヒーとも相性が良いですよ。私はホットミルクと一緒にいただきました。

日影茶屋

賞味期限は少し短めですが、食べきれないときはラップで一個ずつしっかり包み冷凍保存をすると2週間ほど日持ちします。冷蔵庫は水分が飛んでせっかくの生地がぱさぱさになってしまうのでNG!半解凍のシャリシャリ巻きどらも、夏らしい食べ方ですよ。

もうすぐ夏の帰省シーズン。今年は帰省を諦める人も多いのでは?私もそんなひとりです。「会えないけれど、せめて笑顔になってくれるような、そんな贈り物をしたい」。そう考えている人には、おすすめの商品です。

取材・文:さとちん