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お取り寄せ連載企画 おやつの時間 「第10回 みずの 特選塩大福」

せせなおこ

こんにちは、和菓子コーディネーターのせせなおこです。この連載では、何げない毎日がちょっといい日になるような、そんなおやつを紹介します。

今日のおやつ「特選塩大福」

今日紹介するのは巣鴨の「巣鴨地蔵通り商店街」にあるお店「みずの」の特選塩大福です。今では多くのお店で販売されている巣鴨名物の塩大福。そんな名物を生み出したのが今回紹介するみずのさんです。

みずのでは元祖塩大福と特選塩大福の2種類の塩大福があります。今回紹介する特選塩大福はお餅の仕上げに貴重な小笠原の塩を使い、一つ一つ個包装にしてある一段と格別な塩大福。あんこは元祖と特選、どちらも同じ味を楽しめます。

以前巣鴨に行った時、高校生の4人組の男の子たちが、みんなでおいしそうに大福をかじりながら歩いている姿がとってもすてきで印象に残っています。久しぶりに食べたいな〜! と思いHPを見てみるとなんとお取り寄せが可能! うれしさ余ってすぐに注文しました!

お取り寄せできるのは5個から。大福がお行儀よく箱に収まっています。大福というとおやつや自分用のイメージですが、このままプレゼントしても活躍しそうです。

みずのは昭和12(1937)年に創業したお店。名物塩大福は二代目の水野三郎さんが千葉県九十九里浜で製塩をしていた経験をいかし、初代龍吉さんの出身地に伝わる「塩あんびん餅」をヒントに戦後に誕生しました。塩は心を清める貴重な存在ということから、参拝土産にふさわしいものに、と「塩大福」と名付けられました。

塩あんびん餅は砂糖を使用しないので甘くないのが特徴ですが、みずのの特選塩大福はあんこと塩がちょうどいいバランスでスッキリと食べることができます。この形は縁起がいい小判形に由来するそうです。

餅生地のちょうどいい厚みとあんこのバランスが絶妙! あんこが想像以上にスッキリしていて、ペロッと食べてしまいました。大福といえばずっしり重たいイメージですが、もう1個食べたい! と思えるあっさりした大福です。

温かいお茶と大福がおいしい季節になりました。お正月=お餅のイメージのせいなのか、寒くなるとなぜかお餅を食べたくなってしまいます。おいしい大福を食べて、大きな福が舞い込んで来るといいな! ふふふ、と思わず笑顔になったおやつの時間でした。

文:せせなおこ