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サクサク甘酸っぱいリンゴを和菓子に。全国で評判のりんご和菓子特集6選

都野 雅子

寒い季節のフルーツといって思い浮かぶのは、みかんにリンゴ。親しまれているその味をつかった和菓子があります。

洋菓子に合いそうなその材料を、どんなふうに和菓子に組み合わせているのか気になりますよね。

今回は旬のリンゴをつかった和菓子をご紹介します。

1.【北海道・壺屋総本店】バウムクーヘンの中にリンゴが丸ごと!「ゴールデンアップル・カムイ」

ゴールデンアップル・カムイ 1,500円(税込)※2022年1月現在の価格です

1929年の創業以来、北海道をイメージしたお菓子で人気の「壺屋総本店」。屋号でもある「壺」が付いたお菓子「壺もなか」は旭川銘菓として親しまれています。

「ゴールデンアップル・カムイ」は、1988年に発売されたバウムクーヘン。丸いフォルムの中には、丸のままのリンゴを煮詰めたものが入っています。

切り分けるとバウムクーヘンの中心にリンゴがあり、見た目も楽しめるお菓子として人気があり、テレビでも取り上げられたことのある商品です。

バウムクーヘンの芳醇なバターの風味とまろやかなリンゴが絶妙な組合せです。

2.【青森・二階堂】まあるいリンゴの最中に伝統のあんこを自分でトッピング「果宝珠」

果宝珠 1箱8個入 1,830円(税別)

「果宝珠」(かほうじゅ)は、青森の和菓子店「二階堂」のお菓子。地域の食材を使ったご当地のお菓子は地元で人気があり、和菓子だけでなく洋菓子、パンも手掛けています。

「果宝珠」は、リンゴをかたどった最中で、パリパリとした食感。先代から受け継がれたこだわりのあんを後から自分自身で加えて食べられるようになっています。あんこ玉は粒あんとリンゴあんの二種類。どうせなら、りんごあんを楽しみたいですよね。

写真に撮りたくなるような、ころんとした形も楽しい商品です。

3.【山形・かすり家】山形のこうじと甘酒の甘さが絶妙!「りんごと糀のチーズクリーム大福」

りんごと糀のチーズクリーム大福 8個 3,980円(税込)

山形県朝日町。豊かな自然に囲まれ、リンゴの産地としても有名です。ここにある「だいちゃん農園」でつくられた蜜がたっぷりのリンゴを使って大評判となった大福が「りんごと糀のチーズクリーム大福」です。

生のリンゴのさわやかな酸味とフレッシュなクリームチーズの酸味が混ざり合い、酒どころでもある山形のこうじと甘酒でほのかに甘さを加えた大福は、数々のメディアにも取り上げられるほど。

冷凍で届くので、半解凍で食べるのもおススメです。

4.【東京・喜田家】紅茶にも緑茶にもよく合うふわふわの生地の洋風どら焼き「LONDON APPLE SAND」

LONDON APPLE SAND 1個 324円(税込)※価格は2021年12月1日よりの価格となります。

東京・千住を中心に約19店舗を展開する和菓子店「喜田家」。先代が苦労してつくりあげたどら焼き「初宿(はつしゅく)」は長く親しまれています。

そのどら焼きの新たな形として誕生したのが「LONDON APPLE SAND」(ロンドンアップルサンド)。
しっとりとした弾力のある生地の「初宿」と比べて、もっちりふわふわの軽い生地が特徴です。

中身は山形県産寒河江市にある太田農園の国産のりんごをコンポートし、白あん、シナモンと組み合わせたもの。生地とフルーティーなあんがよく合います。

名前の由来は、ロンドンで和菓子の情報発信をしている現社長の妹さんと、「ロンドンと日本のお茶に合う新しいどら焼きをつくりたい」という想いから名付けられました。 まるで洋菓子のようなどら焼き。紅茶にも緑茶にも合いそうです。

5.【富山・光春】思わずほっこり。ほほ笑みたくなる可愛らしさも魅力。「初恋すずめ」

初恋すずめ 280円(税込)

柔らかな羽二重生地に、地元・富山の魚津名産加積(かづみ)リンゴとさつまいもを合わせたあん。
その甘酸っぱさを初恋の味に見立てて名付けられたのが「初恋すずめ」です。

加積リンゴは、完熟を待って収穫するため、糖度が高いと人気のリンゴ。このリンゴの甘さにサツマイモのこっくりとした甘さが加わって、酸味をマイルドに包み込んでいます。

「光春(こうしゅん)」は、地元で人気のまるで隠れ家のような和菓子店で、素材にこだわり、基本的に注文を受けてから一つずつ丁寧につくっています。そしてそのコンセプトは、「褒められるより喜ばれるお菓子」。

思わずほほ笑みたくなるような表情が可愛らしい大福は、自分のご褒美おやつに、人と違ったものをプレゼントするのにもぴったりです。

6.【徳島・日の出楼】見た目の美しさもおススメ。リンゴと白あんと羊羹のコラボ「日の出の林檎」

初日の出の林檎2個入 972円(税込)

創業1852年、金比羅神社の門前の餅屋として歌にも歌われた徳島の老舗和菓子店「日の出楼」。

「和布(わかめ)羊羹」など数々の名物がありますが、その1つが「日の出の林檎」です。
しっとりとした羽二重餅の中身は、シナモンとレモンでコンポートした青森産のリンゴ。シナモンとレモンの風味よく仕上げています。
表面のしっとりした部分とリンゴのサクッとした食感のどちらも楽しめます。
また、リンゴの周りは上品な甘さの白あん。さらにその周りを紅羊羹でくるみ、最後に薄くやわらかな羽二重餅が包みます。

うっすらと白い羽二重餅の下から紅が透け、見た目にもリンゴが感じられるように、とひと手間かける細やかさ。和と洋のバランスが魅力の大福です。

いかがでしたでしょうか。季節を感じながら旬のリンゴの和菓子をぜひ選んでみて下さいね。

文:都野雅子