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今が旬のわらび餅。出来たての春の味覚を味わい尽くす、ネオわらび餅8選!

oriori編集部

わらび餅といえば夏の和菓子というイメージがあったりしますが、季節菓子としては、その旬は春なのをご存じでしょうか? わらび餅というのは、山菜として新芽が食されるシダ植物である蕨(わらび)の根から採れるでんぷんで作られます。原料のわらび粉を精製する作業は、根っこにでんぷんが溜まっている秋から冬に行われるため、出来たてのわらび粉を使ったわらび餅が春に作られたというわけです。
蕨の根っこに含まれるでんぷんはそんなに量が多くないため、非常に貴重で高価です。そんな貴重な本わらび粉を使ってつくられる、今が旬の「ネオわらび餅」8選を紹介しましょう。

1.【菓子舗 間瀬】わらび餅風味の新感覚デザート「伊豆やまわらびもち」

伊豆やまわらびもち 1個248円(税込)

熱海市内に4店舗を構える「菓子舗 間瀬」。明治5(1872)年創業の老舗和菓子店がつくる創作わらび餅が「伊豆やまわらびもち」。わらび餅といえば、カットされたお餅にきな粉が掛けられているといったイメージですが、「伊豆やまわらびもち」は、大きく丸い姿でぷるんとしています。楊枝でなくスプーンで、きな粉と黒蜜を掛けていただきましょう。お味は和三盆糖のさっぱりした甘さと小豆仕立てのまろやかな味わいの2種類。きな粉も2種類あり、和三盆糖にはこがしきな粉、小豆仕立てには抹茶きな粉をご用意しております。普通のわらび餅と違って、90日と長めの日持ちなので、ギフトにも最適です。

2.【菓匠禄兵衛】素材の持ち味にこだわったネオわらび餅「あんわらび餅」

あんわらび餅 6個入1,296円(税込)

琵琶湖の北部、北国街道沿いの宿場町、木之本で1926年に創業した老舗和菓子屋「菓匠禄兵衛」。
自家栽培よもぎを使用した「名代草餅」など素材にこだわり上質な和菓子を提供しております。
その菓匠禄兵衛がつくる自慢のわらび餅が「あんわらび餅」です。
北海道十勝産の小豆を使用した口どけなめらかなこしあんは、ぷるぷるの柔らかなわらび餅で包まれており、さらに香ばしいきな粉を纏い舌を唸らせます。
冷やして食べるとひんやり美味しい、これからの季節にもうってつけの和菓子です。

3.【文の助茶屋】ほんのりとしたニッキの香りと京きな粉の香ばしさの相性が絶品『わらび餅(ニッキ)』

わらび餅(ニッキ) 1個入389円(税込)

京都は東山、清水寺へと続く石畳の通り沿い、八坂の塔のほど近くに「文の助茶屋」はあります。創業は明治42(1909)年、上方の落語家、二代目桂文之助がはじめた甘味処です。創業当時の看板商品は甘酒でしたが、60年ほど前から販売を始めたわらび餅がもう一つの名物。独特の力強い粘り気がありながら、口に入れるととろけるようなまろやかさとコシのある食感が味わえる、魅力の逸品です。
わらび餅に使われているのは南九州産の貴重な本わらび粉、ほんのりと香るニッキと、香ばしい京きな粉の風味が絶妙な仕上がりとなっています。ニッキ以外にも、抹茶やほうじ茶、黒糖、黒豆などの各種フレーバーが付けられたわらび餅も揃っています。

4.【福寿園】老舗茶舗が厳選した、上品で香り高い宇治抹茶の風味を堪能「抹茶わらびもち」

抹茶わらびもち 1個入378円(税込)

初代園主「伊右衛門」の名にちなんだお茶で有名な老舗製茶メーカーの福寿園がプロデュースする、厳選した宇治抹茶で作った「抹茶わらびもち」。やわらかい甘味のわらび餅に、付属の抹茶きな粉を振りかけていただきます。わらび餅にも抹茶が入っているので、宇治抹茶の風味を存分に堪能することができ、さすがお茶屋こだわりの抹茶菓子といった商品になっています。賞味期限も製造より1年と非常に長いため、ギフトにも最適です。

5.【笹屋昌園】希少な材料で手作りされる極上品「本わらび餅 極み」

本わらび餅「極み」 420g 3~4人前2,000円(税込)

創業大正7(1918)年、石庭で有名な龍安寺にほど近い土地でお菓子作りをはじめた「笹屋昌園(ささやしょうえん)」。国産Aランクの本わらび粉をふんだんに使ったわらび餅には「極み」という名前が付けられています。特製の銅鍋を使い、熟練の職人が「本練り」という技法で炊き上げたわらび餅は、切り分けるのが困難なぐらいの粘り気と弾力を持っています。それでいて口に含むととけるような柔らかさ。付属しているのは厳選された丹波の黒豆からつくられた香ばしい「京きな粉」と、爽やかな風味の「抹茶きな粉」。直接振りかけても、小皿に取り分けて付けながら召し上がってもおいしくいただけます。

6.【京西陣 菓匠 宗禅】やわらかなわらび餅に封ぜられた甘味「蜜わらび」

蜜わらび 4種セット3,480円(税込)

創業は2000年9月と、古都京都にあっては、比較的新興の菓子店、「京西陣 菓匠 宗禅(きょうにしじん かしょう そうぜん)」がつくり出した創作わらび餅が「蜜わらび」。新興店といっても、店主は京都の老舗あられ屋の4代目。独立して創業したのがこのお店です。
ひんやりモチモチとしたわらび餅の生地の中に、とろ~りとろける4種の蜜が入っています。じっくり丁寧に仕上げられた蜜の種類は黒みつ、和束抹茶(わづかまっちゃ)、黒ごま、みたらしの4種。「こんなわらび餅、はじめて!」と賞される独特の食感をお楽しみください。

7.【京みずは】黒蜜なしで味わう、わらび餅本来の味わい「本わらび餅」

本わらび餅 220g680円(税込)

京都府の南西部、長岡京市にある実店舗「みずは北川」としての創業は1991年。新鮮でみずみずしい和菓子をつくってきました。最上級の和三盆と本わらび粉を、京都西山の天然水を使って練り上げたわらび餅は、弾力のあるモチモチ食感。そこに薄皮を取ってから微細に挽かれた深煎りの京きな粉がたっぷりとかけられています。よくある黒蜜は掛けないでいただくのが、「京みずは」流。後味のよいあっさりした甘さを感じてください。

8.【江戸屋】数量限定のお取り寄せわらび餅、姫路名物の「江戸屋の本わらび餅」

江戸屋の本わらび餅 2個入¥2,500円(税込)

1973年に姫路の城下町で創業した和菓子処「江戸屋」。国産の高級本わらび粉をふんだんに使用した「本わらび餅」は、とろとろしていながら、コシのある弾力が特徴です。「姫路名物 江戸屋の本わらび餅」とも言われるわらび餅は、オリジナルにブレンドされたわらび粉を熟練の職人が、温度調整を行いながら銅の釜でじっくりと炊き上げていきます。
仕上げは、最後にかけるきな粉。超微細なきな粉は、香り高く、とろける食感のわらび餅を引き立たせてくれるなめらかさです。
数量限定で通販を受け付けているので、地方にいながら新鮮な本わらび餅を味わうことも可能です。橘柄のオリジナル風呂敷に包まれたわらび餅が届きますよ。

文:oriori編集部