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【2022年のバレンタイン】欧州生まれのチョコレートにちょい足しで注目を集める 「和ショコラ」8選!

oriori編集部

チョコレートに日本ならではのテイストを加えた「和ショコラ」が人気を呼んでいます。
味だけでなく、見た目にもこだわった、チョコスイーツの数々をセレクトしてみました。今年のバレンタインはプレミアムな和ショコラで特別感を演出してみてはいかが!? 本命だけでなく、日頃お世話になっている方への義理チョコにもオススメです。

1.【山形・乃し梅本舗 佐藤屋】老舗が生んだ進化形の和スイーツ「乃し梅チョコ 玉響」

乃し梅チョコ 玉響(たまゆら) 12個入り 2,160円(税込)

文政4(1821)年創業の山形の老舗和菓子店「佐藤屋」の名物は言わずと知れた「乃し梅」。江戸時代には既に山形名物として認定されていたそうです。
地元産の完熟梅を素材に、新しい「和ショコラ」が誕生しました。白あんと寒天をベースに生クリームを加えて、生チョコの食感を実現したチョコレート羊羹にのせられた乃し梅の艶やかな佇まい……。口に含むと濃厚なカカオの風味と、遅れて乃し梅の爽やかな酸味がやってきます。

この組み合わせは絶品。コーヒーや紅茶だけでなく、お酒にもよく合うというのも納得の一品です。左党の方への贈り物にいかがでしょうか?

2.【新潟・本丸池田屋】サクッとした歯触りと生チョコのような口どけの「ショコラ羊羹」

ショコラ羊羹16アソート 3,500円(税込)

「本丸池田屋」は新潟県小千谷市で1896年から続く老舗の羊羹屋さんです。この地域には120年前から「片貝羊羹」という地域菓子がありました。かつては10軒ほどあった煉羊羹屋も、今では池田屋1軒となってしまいましたが、「片貝羊羹」の伝統を守りながら新たなアイデアをプラスした羊羹をつくりだしました。

「ショコラ羊羹」は「片貝羊羹」に使用している小豆や手亡豆にカカオを加え、風味豊かに仕上げた煉羊羹です。いろいろな花型に流し込んで固めた後で、表面を乾燥させることでサクッとした歯触りと、生チョコのような口どけを生み出しています。豆の風味を生かしながら、甘さは控えめにつくられたショコラ羊羹は一般的なチョコレート菓子とは一線を画す上品さがあります。
風味は、「ビター」「ミルク」「抹茶ミルク」「苺ミルク」の4種類が楽しめるアソートセットとなっています。

3.【東京・豆園】素焚糖が醸し出す和のブラウニー「Wショコラきんつば」

Wショコラきんつば 8個入り 3,067円(税込)

東京・恵比寿にあるきんつばの専門店「豆園(まめぞの)」がつくるのが、程よい小豆の風味に、濃厚で食べやすいチョコレートの味を加えた「Wショコラきんつば」。素材のひとつひとつにこだわったきんつばです。

使われている砂糖は、さとうきび100パーセントの素焚糖(すだきとう)と呼ばれるやわらかい甘味のお砂糖。この砂糖が、小豆とチョコを絶妙な状態にマリアージュし、コーヒーや洋酒にもよく合う、和のブラウニーに仕立て上げています。
きんつばというと古くさい感じがするかもしれませんが、カカオの風味が加わることで幅広い年代の方に好まれる味になっているので、贈り物にもふさわしい和菓子となっています。

4.【神奈川・鎌倉紅谷】地域を代表する銘菓同士のダブルネーム「ショーコラ クルミッ子」

ショーコラ クルミッ子4個入 1,771円(税込)

鎌倉に本店を構える「鎌倉紅谷」と横浜に本店がある「VANILLABEANS」が2021年にコラボレーションして生まれた商品、「ショーコラ クルミッ子」が2022年のバレンタインシーズンにも販売されます。

「クルミッ子」のクルミと、「ショーコラ」に合うようにアレンジした自家製キャラメルソースが入ったガナッシュを、ホワイトチョコレートでコーティングし、バター生地のクッキーではさみました。チョコレートの口どけに、特製ガナッシュの甘さとクルミの香ばしさが加わって、この「おいしい」と「おいしい」の掛け合わせは、最高においしい……。
パッケージにも銘菓同士のダブルネームロゴが入ったオリジナルです。
両社の味の強みを生かしたコラボ商品、この機会にぜひ味わってみてください。

5.【静岡・藤太郎】一口でカカオの香り広がる、とろける口あたりの「しょこら餅」

しょこら餅 6個入り 750円(税込)

富士山の麓にある1932年創業の和菓子屋「藤太郎(とうたろう)」がつくる和ショコラスイーツが「しょこら餅」です。別名「プチ餅チョリフ」とも呼んでいる生チョコの大福です。

チョコクリームをやわらかい羽二重餅で包み、ココアパウダーをたっぷりかけた姿はまるでそれ自体が生チョコトリュフのよう。餅にはカカオバターが練り込まれていて、中の生チョコとの相性は抜群、一口でカカオの香り広がる、とろける口あたりとなっています。
バレンタインの贈り物にぜひどうぞ。

6.【山梨・和乃果】フルーティーな宝石を思わせる佇まい「凛花」

凛花 8個入り 4,200円(税込)

フルーツ王国、山梨県の菓子店「和乃果(わのか)」が地元の果実を使ってつくる和ショコラが「凛花(りんか)」です。山梨県産の苺のジュレや勝沼産の赤白ワインからつくられたジュレ、黒七味を効かせたえごまなど、素材を聞いただけでは味が想像できないような食材がフランスの製菓用の高級チョコレートでコーティングされたフルーツボンボン。

口に含むと、薄いクーベルチュールがサクッと崩れて、フルーティーで繊細な味がこぼれ出てきます。まさに和の果実をいただいている、という感じです。
チョコの表面はメタリックな輝きを放っていて、宝石のような雰囲気がそこはかとなく漂っています。高級感もあって、贈り物にもピッタリの逸品です。

7.【和歌山・金澤寿翁軒】「満月チョコカステラ」は中に入った柿のドライフルーツがアクセント!

満月チョコカステラ 1個 2,268円(税込)

創業1911年、和歌山県にある世界遺産、高野山の麓にある「金澤寿翁軒(かなざわじゅおうけん)」がつくるのが「満月チョコカステラ」。カステラといいながらまん丸なフォルムが目を引きます。

オーブンで焼き上げてから、ブランデーをたっぷりとしみこませたしっとり系のチョコレートケーキの生地に使われているのはベルギー産の高級チョコレートです。生地中にはチョコチップもちりばめられています。さらに、地元の名産品である富有柿のドライフルーツと九州産の栗も入っていてボリュームも満点。
ビターな生地にドライフルーツの自然な甘味が程よく合い、柿が苦手な方にも食べやすいアクセントとなっています。ケーキの底に敷かれたサクサクのビスケットも軽やかな食感に一役買っています。
賞味期限も1ヶ月とたっぷり日持ちするので、贈り物にも最適です。

8.【京都・茶游堂】目の覚めるような緑の「抹茶チョコレートブラウニー」

抹茶チョコレートブラウニー 1本 2,200円(税込)

歴史ある宇治茶の生産地、宇治六地蔵で、日本で初めてお茶屋として抹茶スイーツを考案、製造したという「茶游堂(ちゃゆうどう)」。お店では数多くの抹茶スイーツを販売していますが、特にバレンタインにオススメしたいのが「抹茶チョコレートブラウニー」。

厳選されたホワイトチョコレートに石臼挽きの抹茶を加えた、しっとり生地のブラウニーです。使われているホワイトチョコレートの甘さに負けないように、特別にブレンドした宇治抹茶を使ってインパクトのある苦味、渋味が引き立つように風味を調整しています。見た目の鮮やかな緑も印象的です。
お召し上がりの際は、電子レンジで少し温めるようにすると、抹茶のうま味とともに、香りがふわりと広がって、おいしくいただけました。まさに食べるお茶、お茶屋さんがつくるお菓子の妙味です。
また、日持ちも二週間ほどと比較的長めなので、プレゼントにも向いています。

文:oriori編集部